2011年06月29日

田中優さん講演会

原発と森林保全のお話!

前半は、東北の原発事故から、多くの皆さんが関心を
寄せている、エネルギー問題についての講演・・・。

後半は、東北宮城県栗原市の「栗駒木材」の
地元企業による被災者支援活動
についての話があった。
この内容が、今回は目からウロコだったので紹介しますね!

彼らも、森林を中心に環境を守ること・健康に生きることを目指し、
被災地においての「仮説住宅=天然住宅復興プロジェクト」
立ち上げ、冬がくる前に現地で100戸の建設を目標に活動している。

ここでも、荒れてしまった日本の森林の再生・ケアをしていて、
女性でも子供でも、みんなができる森づくり=画期的な間伐手法
取り入れているそうだ。

画期的な皮むき間伐とは?
田中優さん講演会

立ったままの一本の木の下からナタを入れ、上まで皮を剥いでしまう。
木は皮の裏側から水分を吸っているので、皮を剥いでしまうと
半年~1年後にはすっかり枯れてしまうのだ。
立木のまま枯れれば、上部先端部分の葉がなくなり、それだけでも
陽の光が入ることになる。

そしてなによりも、枯れた木を切った場合、水分が抜けた分だけ
軽くなり、女性1人でも軽々と運びだすことが出来る軽さになるそうだ。

立木のまま枯れた木材の材質も上等な出来だというから一石二鳥!!

先日、龍山の森林で、重~い間伐体験をしたばかりだったので
ホント、この話にはビックリでした!!

田中優さん講演会

静岡県内でも、NPO法人「森の蘇り」という団体が
「きらめ樹」というプロジェクトで活動しているそうだ。

講師の田中優さんは、10年ほど前にピースボートの船旅で出会っている。
当時、チェルノブイリ原発事故後に「粉ミルクから、子供たちの安全を守る!」と
話していた。今現在の日本では、大活躍のおひとりになっている!!
その節はプールサイドで、気軽に「環境問題」について
語ってくれて、ありがとうございました!!




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